おじさん(Age.62)日記By宙虫

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zoom RSS おじさんシネマ(聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア)

<<   作成日時 : 2018/05/01 00:00   >>

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画像


公式サイト
http://www.finefilms.co.jp/deer/

ストーリー
心臓外科医スティーブンは、美しい妻と健康な二人の子供に恵まれ郊外の豪邸に暮らしていた。スティーブンには、もう一人、時どき会っている少年マーティンがいた。マーティンの父はすでに亡くなっており、スティーブンは彼に腕時計をプレゼントしたりと何かと気にかけてやっていた。しかし、マーティンを家に招き入れ家族に紹介したときから、奇妙なことが起こり始める。子供たちは突然歩けなくなり、這って移動するようになる。家族に一体何が起こったのか?そしてスティーブンはついに容赦ない究極の選択を迫られる・・・。

サイコホラーとでもいうのだろうか?
画面上はそう驚くものはないが、音楽がけっこう刺激的。
ギリギリと神経に触れる。
最初は淡々とした展開と不釣り合いな音楽とに戸惑う。
裕福だが、ごく当たり前のスティーブンの家庭。
そこに踏み込んでくるマーティンという少年。
スティーブンとマーティンの関係が当初医者と患者の関係かと思わせるが、少しずつ様相が違ってくる。
次第にスティーブンがつきまとわれている状態になり、ただならぬ少年だということがわかってくる。
スティーブンを自分の思い通りに操っていくのがマーティンであり。
少年にふりまわされている中年外科医。
の構図かと思っていると。
残酷な救いのない結末へ向かってじわじわと物語は転がっていくのだ。
やがて、スティーブンの家庭に足を踏み入れたマーティン。
二人の子供たちに慕われ、友達となるし、上の娘はマーティンに恋心を抱くまで親密になる。
が、ここから急転回していくのだ。
下の息子が歩けなくなり、食事も受け付けなくなる。
実はマーティンは過去にスティーブンの担当した患者の息子だということが明かされていく。
マーティンは彼が医療ミスで父親を死なせたと主張する。
そして、この呪いをスティーブンの家族にかけたのだ。
最後には妻と子供たちは歩けなくなり、食事を受け付けなくなり、やがて目から血を流す。
そして、最後を迎えるという。
ただし、誰かひとりを犠牲にすれば、残りの人間は助かるという。
スティーブンは追い詰められていく。
たかが、少年ひとり。
最初はそうたかをくくって見ていた観客もこの展開に唖然とするのではないか。
やがて、スティーブンとマーティンの関係が明るみになり、この呪いのことも家族に伝わる。
家族の形。
それは、決まり事で動いていた家族が少しずつ壊れていく過程がじわじわとこわい。
自分だけでも助かればというエゴが見え始める。
そして、ついに下の息子は目から血が流れることになる。
スティーブンは最後の決断を迫られるのだ。
衝撃的なその決断とラストショットが絶妙で驚く。
本当にそういう意味では、淡々とじわじわが押し寄せてくる映画だし、ほんの小さなミスがやがてあちこちの人間関係を狂わせていき、最後には誰かの命を奪う。
因果応報と言えばそこまでだが、本人に降りかかるのではないのがこの映画の恐ろしさだ。
本編にさほど関係ないほど、妻役のニコール・キッドマンやスティーブン役のコリン・ファレルの裸が登場したり、下ネタもけっこう多い。
え?
コリン・ファレルってこんなふくよかな体型だったっけ?
まあ、そこが彼とは判別できないほどのフルフェイスの髭と相まって、強さよりも優しさ、というより流されていく男の悲哀が充分に伝わる。
役者がみないい。
結末まで随分無駄なエピソードも多いが、ラスト10分のために積み上げられたものだと思う。
見終わった後のモヤモヤと胡散臭い後味がこの映画の真髄だと感じる。
そして、ちょっとばかりこの映画の信者になっている自分だ。





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