おじさん(Age.62)日記By宙虫

アクセスカウンタ

zoom RSS おじさんシネマ(スリー・ビルボード)

<<   作成日時 : 2018/04/10 22:47   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

画像


スリー・ビルボード公式サイト
http://www.foxmovies-jp.com/threebillboards/

ストーリー
★★★
アメリカはミズーリ州の田舎町エビング。さびれた道路に立ち並ぶ、忘れ去られた3枚の広告看板に、ある日突然メッセージが現れる。──それは、7カ月前に娘を殺されたミルドレッド・ヘイズ(フランシス・マクドーマンド)が、一向に進展しない捜査に腹を立て、エビング広告社のレッド・ウェルビー(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)と1年間の契約を交わして出した広告だった。
自宅で妻と二人の幼い娘と、夕食を囲んでいたウィロビー(ウディ・ハレルソン)は、看板を見つけたディクソン巡査(サム・ロックウェル)から報せを受ける。

一方、ミルドレッドは追い打ちをかけるように、TVのニュース番組の取材に犯罪を放置している責任は署長にあると答える。努力はしていると自負するウィロビーは一人でミルドレッドを訪ね、捜査状況を丁寧に説明するが、ミルドレッドはにべもなくはねつける。
町の人々の多くは、人情味あふれるウィロビーを敬愛していた。広告に憤慨した彼らはミルドレッドを翻意させようとするが、かえって彼女から手ひどい逆襲を受けるのだった。

今や町中がミルドレッドを敵視するなか、彼女は一人息子のロビー(ルーカス・ヘッジズ)からも激しい反発を受ける。一瞬でも姉の死を忘れたいのに、学校からの帰り道に並ぶ看板で、毎日その事実を突き付けられるのだ。さらに、離婚した元夫のチャーリー(ジョン・ホークス)も、「連中は捜査よりお前をつぶそうと必死だ」と忠告にやって来る。争いの果てに別れたチャーリーから、事件の1週間前に娘が父親と暮らしたいと泣きついて来たと聞いて動揺するミルドレッド。彼女は反抗期真っ盛りの娘に、最後にぶつけた言葉を深く後悔していた。

警察を追い詰めて捜査を進展させるはずが、孤立無援となっていくミルドレッド。ところが、ミルドレッドはもちろん、この広告騒ぎに関わったすべての人々の人生さえも変えてしまう衝撃の事件が起きてしまう──。
★★★

この映画はすごい。
娘を殺した犯人捜しのミステリー映画かとぼんやり思っていたが、まったくもって。
ことごとく覆されていく。
静かな田舎町の人通りも少ない通りに立つぼろぼろの三枚の看板に突然真っ赤な広告が印象的だ。
主人公のミルドレッド。
ミルドレッドの広告の対象となった署長ウィロビー。
そして、部下の巡査のディクソン。
この三人が物語の中心に。
当初、ミルドレッドが娘を亡くしたかわいそうな母親で、その頑固な性格も理解しているつもりだった。
もちろん、やる気のない署長ウィロビーなのだろうと思うし。
黒人差別も平然な巡査ディクソンだし。
この下敷きになる冒頭から、それぞれの個性が逆転しながら、奇妙な結末へ向かっていく。
この映画、かなり暴力的。
しかし、署長ウィロビーが余命半年ということが世間にしれて、ますますミルドレッドの立場は周囲からは認められにくくなっていく。
犯人を憎んでいるのか、動かない警察を憎んでいるのか。
また、ミルドレッド自身も娘との最後の日のいざこざが心にのしかかっている。
いつの間にか、犯人捜しとは別の方向に物語が動いていく。
殴り合いや火炎瓶や二階から人を投げ飛ばすは。
小さな田舎町にはド派手な展開だ。
何か行動すれば裏目に出てしまう。
いつしかミルドレッドはただの自己中心的なおばさんになってしまう。
ディクソンもただのマザコン息子のようだし。
悲惨なストーリーの中にもブラックな笑いも。
ウィロビーが死(自殺だが)に際して、ミルドレッドとディクソンにやさしさいっぱいの手紙を残していく。
少しずつ二人の気持ちが動いていくが、それが必ずしもいい方向とも言えない。
おいおい、そっちへ行っちゃうの・・・・。
そっちじゃないだろう。
と、常識的な人間は心の中で、ストップをかけて残されたミルドレッドとディクソンの行動を見守るが。
決してすんなりといい人にはならず。
おいおいな方向へ突き進んでいく。
いがみあっていた二人がお互い理解しての結末だが。
向かっているのは、ひょっとして更なる事件に発展するのでは?
そう思わせながら、なんとも不思議なハッピーエンドみたいなエンディングなのである。
唖然としてしまう。
映画って面白い。
なんでそうなるの?
おおいなる皮肉だが、まっすぐにはいかない人生に悶々とする人々の喜劇でもある。
けっして悲劇ではない。
あの「コーエン兄弟」の笑いにくいブラックさに似た作品。
俳優陣も魅力的だ。







おじさんの俳句はこちらにも
http://musinandanikki.at.webry.info/201803/article_8.html

宙虫の俳句・・・・2017年をまとめています。興味のある方、お待ちしています。
http://musinandanikki.at.webry.info/201712/article_4.html


小麦句会(この句会は誰でも参加できます。)
http://blog.goo.ne.jp/nakadayo2018


face book お立ち寄りください。




人気blogランキングへ



にほんブログ村 地域生活(街) 九州ブログへ
にほんブログ村


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
おじさんシネマ(スリー・ビルボード) おじさん(Age.62)日記By宙虫/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる