おじさんたまには詩でも

こんな詩を書いてみた。最近の若い人たちの詩はすっ飛んでる。地味な年齢になってきたなと思うのだ。  🎶🎶🎶 「surfboard」 宙虫 あの日の海ではないけれどあいつの海ではないけれど海が見たいという君 コンビニで買ったコーヒーで僕は火傷した あの日の曲ではないけれどあいつの曲ではないけれど助手席の君が風いれ 国道を西へはずれて海へと向かうのさ あいつをなくした君あいつの代わりの僕…

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おじさんの俳句(霏霏Ⅱ創刊号)「ヒットパレード」

霏霏Ⅱ創刊号が世に出てから、もうすぐひと月になろうとしている。幹事会もなかなか開かなくて、みんなで励まし会とかする機会がない。コロナはいろんなものの出足を挫いてくれる。そんなわけで、なんとかよちよちのよろよろなんで。やっぱ運動不足になるね。一月も詰まるところまで来ている。 霏霏Ⅱ創刊号(冬号)より ヒットパレード  中山 宙虫 この国をおおむね信じ蕎麦の花 ヒットパ…

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おじさんの俳句(俳句界2021年1月号)

鴨が浮く街に暴れた水のあと 生存価値をさがす風音根深汁 冬銀河の明日をゆがめるシャンパングラス 以上三句。昨年の暮れに作ったものを掲載してもらった。ちょうど、仕事で水害から立ち上がろうとしている人吉方面に仕事で出かけたことを思い出した。ちょうど寒い日で、現場で雪が舞ったりしていた。冬が始まる。そんな日だった。あれから、冬は進んで、この寒さ。あちこち凍りついている。そして、さらにコロ…

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おじさん2021年が始まる

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。ここのところ、ブログサボってばかりで申し訳ない。いつのまにかダラダラと俳句を掲載しているだけになってしまいましたが。少しは頑張っていきますので、よろしくお願いします。もう少しがんばります!! とにかくコロナの猛威が鎮まることを願いつつ。

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おじさんの俳句MEMO(2020年)

2020年の俳句MEMO 羅列しただけです。 どう呼べば影は振り向く山椒の実 四かける八はいくつだちちろ鳴く 石垣の永遠を信じている秋暑 秋茄子に塩振るシェフの無精髭 十五秒呪えば秋がこぼれだす 手放した柩は宇宙へ秋刀魚買う 雲の切れ間が哀しい虫のいるところ やつを悪者に変えてダリアに水をやる 粟刈って赤とは違う血を流す 倒木をまたぎ秋暑の獣道 肩に手を置かれ…

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おじさん通信句会のご案内

ただいま『霏霏Ⅱ』の創刊号発行は最後の大詰めに来ている。時々、僕のことを会長と呼ばれたりする事態に慣れていない。不思議な空気だ。 『霏霏Ⅱ』では、コロナ禍で句会が開かれない状態が散見されることもあり、通信句会を始める。会員以外でも参加可能。以下のブログを参照のこと。 ねくすと通信句会 https://hihikuma2020.hatenablog.com/entry/2020/12/21/…

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おじさんのこれからは

年末には65歳。追いつかない諸々の準備。いつの間にという気持ちがどんどん強くなっていく。どう生きていけばいいのだろう?そんなことを夜な夜な考えている。今の職場を離れても、まあ、少なからずそばにいてくれる人がいることは救いなのかもしれない。日暮れが早くなった。毎年のことながら、急に寂しさが世の中を覆っていく。コロナで一変した世の中。この一大事が、僕の人生のひとつの区切りになりそうだ。思い返せば、1…

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おじさんは会長になるのだ2

霏霏Ⅱ(NEXT)の会会長、中山宙虫という肩書が増えた。中山宙虫、そう、なかやまそらんは俳句のペンネーム俳号。熊本からの発信する俳句雑誌「霏霏Ⅱ」の発行準備中。どうしてこうなったのかはおいおいに。もう若くはないけれどやれるとこまではやってみようと思っている。熊本の仲間たちと。 霏霏Ⅱのブログはこちら。 https://hihikuma2020.hatenablog.com/ よちよちの状態…

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おじさん俳句の会の会長に

いろいろあって、僕に会長が回ってきた。興味のある方は、僕に問い合わせください。「霏霏Ⅱの会」のブログにはこれから詳細な情報を載せていく予定。まずは2021年1月、雑誌「霏霏Ⅱ」第1号を発行予定。 霏霏Ⅱ(next)ブログはこちら https://hihikuma2020.hatenablog.com/

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おじさんの俳句(笑う警部)

We第10号に掲載 笑う警部 柏手が動機陽炎耕運機 僕ばかり指紋を残す桃の花 たんぽぽの影ずれてゆくGPS パトカーが連なる真昼燕の巣 紙風船つぶし性欲ばかりの夜 うぐいすを聞いたアリバイ問われたら よく笑う警部は短驅杉菜刈る 自供へと白洲を踏んでゆく卵 ステンドグラスのむこうずらりと葱坊主 春耕の空があやふや時効くる …

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おじさんつらつらと

このブログをほったらかしにしてしまっていた。便利がいいと思っていたブログも時を重ねると億劫になるものである。特に使命があって続けてきたものでもないので。思い返したように、再び書き込んでみた。多分、息子の死、そして自分の入院と続いたアクシデントがこのブログから遠ざけたのだろうと思う。このコロナ禍のなか、何も書くことはないかもしれないがつぶやきのひとつやふたつ。誰も目にしないかもしれないが。 小さ…

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おじさんの俳句だらだら

広島に原爆投下された日。立秋。直接は関係ないけれど、熊本地震の前後の俳句のメモがスマホの中に。鬱屈とした時間がそこに。今のコロナ禍と似たところもある。 2016/4のり巻きがばらけ古墳に花の昼わらび折る阿蘇のはずれの着弾音だるまさんがころんだ朧にある戦争退職の夜の電車に乗る桜花束からにおう懺悔や春夕焼けまんさくの日暮れ確かな湯のにおい春満月ブラームスが聴き取れぬ根付けずにマンション群の春嵐…

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おじさんの俳句(銀河サーカス)

We第9号 銀河サーカス石榴割れ村を横切るサーカス団蟋蟀を捕らえ損ねて綱渡る月に飛び込むジャックナイフのブレーキ音鯖雲の形に猛獣使いいて銀河へと自転車ひとが人を積み空中ブランコ見てきてひとり綿を摘む流星に乗れないピエロ乗るぴえろビルも夕日も十一月のジャグリングチキンレースのゆくえ夕日のむかごたちサーカスの残響は風芋洗う おじさんの俳句’•••2019まとめhttps://musinand…

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おじさんの俳句がこんなところに

五家荘の赤い伝説時雨くる  宙虫 旅行読売。三月号。俳句のコーナーがある。なんの気はなしに、投稿しておいた。普段、こういった俳句欄にはどうかなとしたことないし。こんな雑誌があるのも知らなかった。全国大会で対馬康子会長から「私も選者してるから」と渡されたものが家にあって、昨年の暮れにハガキでポストに。それが今になって届いたわけだ。対馬康子色紙も届いたので、早速額縁を買った。たまにはいいかなと…

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おじさん故郷の山を見る

元旦。田舎の地区のお宮へ初詣を兼ねて散歩。朝は霜で真っ白だったが、雲ひとつない快晴。ぐるりと九州の中央の山々が望める。北に九重連山。この山容は僕らの心の中の中心にあるような気がする。南西に祖母山。この向こうは宮崎県。森深い渓谷などが沢山あって、あちこちで遊ばせてくれる。そして、西には阿蘇。噴煙も見える。ふるさとへの道はこの山を抜けて来なくてはならない。長い時間この山々を見ながら、生きてきたなと思…

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おじさん2020年

明けましておめでとうございます。また新しい一年が、始まりました。大分県竹田市。生まれ故郷で2020年は始まりました。昨年一年は山あり谷あり。このブログもほとんどサボり気味で静かにしていました。また少しずつブログにも帰って来ようと思います。皆さんの一年どんな一年になるでしょうか?少しでも明るい年になりますようにお祈りします。

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おじさんの俳句memo(2019年)

2019年一年分の発表句。 単なるメモ。 ちょっと盛り上がった一年だった。 良くも悪くも。 2019(H31)年 カレンダーが乱れ流星ばかり見る 友達Sのめだかが増えた町の事件簿 証人になれない虫を聞き分ける 歌を残して八月町が消えていた 足音がちがう秋野を抜けてから かまきりに家訓を語る風の村 思いどおりの秋が見えない昼の村 ねばつく夜の水音だけが秋の村 …

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おじさんの俳句(八月六日の樹)

平成30年度後期巻頭作家特別作品として10句のっけてもらった。 八月六日の樹       植木屋が来る青梅雨の役場あと 紙飛行機の折り目合わない梅雨荒れて 六月の街で小骨が抜ける音 合歓の花木星だけは指させる 礼文に行こう胸ポケットのサングラス 七夕の空に湿気ったポプコーン 青空と巻き爪街のソーダ水 サンダルが脱げて宇宙へ踏み出せ…

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おじさんの俳句(街を出る)

麦2019年9月号 麦作家賞受賞第一作としての20句です。 街を出る   風渡る村は緑に溺れだす 揺れる藤にむせる教祖のネックレス 青空を妻が欲しがる岩つつじ 手首を這う働き蟻の骨密度 呼吸ひとつぶんあなたが遠くなる五月 吊り革がゆれる草餅買いそびれ 天草へ凪越えてきていちご摘む 狂言師跳んでかしこの麦の秋 地球が消える日…

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