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映画館は夏休み映画のオンパレード。 朝早くから子供たちがあふれている。 それはそれでいい。 もちろん「崖の上のポニョ」みたいに見たい映画もあるのだが。 ある意味、この映画ってどんな映画だろうという映画が少ないのでつまらないという面がある。 みんなテレビでばんばん予告編が流されて。 見てしまったような気になる。 もともとメジャー系の映画はそういう理由で見ないことが多いのだが。 今年は割りと見てきた。 これもそのひとつ。 かなりショッキングな予告にそそられる。 ↓クリックして、行方不明になったときは、プラウザの「戻る」で帰ってきてね。 お帰り。 こんな貼り付けは、スパムもいいとこ。 映画宣伝会社もいろいろやるもんだ。 そんなじんわりと怖い映画がこれ。 ハプニング 冒頭いきなり異様な惨劇が次々と起こる。 朝8時すぎ、ニューヨークのセントラルパークで憩う人たちの穏やかな動きが止まって。 中には後ろ向きに歩き出す人がいて。 結局、人々は自らあらゆる方法で命を絶ってゆく。 それはテロなのか? それとも・・・。 こんなショッキングな冒頭シーンから息詰まる得体のしれないものから逃げ惑う人たちの姿を描き出す。 死に至るまでの症状は「言葉の錯乱」→「方向感覚の喪失」と続く。 科学教師エリオットは、妻アルマと同僚夫婦とその娘ジェスとフィラデルフィアへ避難することにするが。 乗り込むはずの列車に遅れた同僚の妻。 しかし、列車で移動する間にも被害は拡大してゆく。 列車は突然とまり、名も知らぬ田舎の駅で止まってしまう。 そこで、妻と連絡がとれなくなった同僚は妻があとを追うために目指した街へジェスをエリオットに預けて探しにゆく。 エリオット、アルマ、ジェスの三人の恐怖の逃避行が始まる。 いったい何がそうさせているのか? 最初はテロだという見方がひろがるが、どうもそうではないらしい。 植物が毒素をばらまいているらしい。 それを風が運んでいるようだ。 少しずつ明らかになる事実。 この映画の恐怖は、敢然と立ち向かうヒーローが登場するわけではないところにある。 主人公は妻が浮気をしていて自分から去ってしまうんではないかと勘ぐっている小市民。 しかも、相手は目に見えないし、つかめるものでもない。 ただ逃げるしかないのだ。 彼は唯一冷静にものを考えながら、危険をすりぬけてゆく。 植物と風が関係していることがわかってからは、彼らが逃げてゆく草原とそこに揺れる木々。 そして、風音がすごくこわい。 こういう映画をみながら、人間が自然に対してしてきたこと。 つくづく考えてしまった。 そして、今の日本で起きている無軌道な殺人や自殺。 いろんな学説がとびかってはいるが、ほんとうはそんな理屈のうえのものではないのではないかと。 ある意味、自然のなりゆき。 人間自身がそうさせているのではないか。 今、得体のしれぬものがこの国を支配している。 僕らは、家族を守りきれるか。 国としてではなく、個として。 生きてゆく個体として。 一番身近な人間たちを守ることができるだろうか? けっこう社会派ホラー。 映画としても面白い。 人気blogランキングへ |
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