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土曜日の午前中。 朝一の上映のはずの映画。 映画館に行ってみたら、上映時間が一日一回。 しかも午後4時過ぎからの上映・・・・。 「オリヲン座からの招待状」を観終わって、昼食を済ませる。 ううん、時間が余る。 いったん家に帰って、昼寝をして。 「やっぱり今日観に行こう」と再び同じシネコンへゆく。 朝ほどのごった返しはなくなっていた。 一日一回。 この日が初日。 スクリーンは370席くらい。 で、館内にはいると、あれ・・・・? カップルがぱらぱら。 少ない。 「オリヲン座・・・」もそうだったけど。 「三丁目の夕日」と「恋空」が好調みたい。 ふうん・・・・。 題名のない子守唄 監督はイタリアの今は巨匠といっていいジュゼッペ・トルナーレ。 代表作は当然「ニュー・シネマ・パラダイス」。 折りしも午前中に観た「オリヲン座・・・」があって。 最初は、そのイメージが頭にあったのだが。 もともとミステリー映画だと知ってはいたのだが。 これは、とんでもない映画で。 隠微なシーンが続出。 あれれ・・・。 画像は従来から得意の青を基調にした色合いで。 そして、いつものエンリオ・モリオーネの音楽が静かに鋭く。 サスペンスを盛り上げる。 主人公イレーナという女性。 彼女が何か意味ありげに探すアパート。 決して安くはないが、その窓から見える部屋。 そして、彼女はその窓のあるビルの清掃員。 そして、その窓の家の家政婦へと張り込む。 すべてが策略で。 その傍ら、フラッシュバックで衝撃的なシーンが回顧シーンとして登場する。 彼女の目指すものは? そして、彼女の過去。 フラッシュバックが少しずつつながってゆく。 それにつれて、彼女のたくらみが見え隠れする。 そして、彼女自身にふりかかる危険。 さまざまな登場人物が絡み合いながら。 こういう映画になるとイタリア映画はけっこう残酷。 意外やトルナーレ監督もやっぱ残酷なシーンを作り出す。 彼女の過去が荒唐無稽な分(実はほんとうにあることかもしれないけれど。)、そこまで気にならないのかもしれない。 しかし、けっこうスピード感たっぷりだ。 息つく暇のないサスペンス。 イタリア語の響きは、こういうサイコ・サスペンスにぴったりだ。 いろいろ謳い文句がある割には、結末は「なんだ、そうなのか」。 で終った感はあるが。 女性の哀しみをけっこう深くえぐっている。 そこまでするか・・・。 そこまでやったら。 そんな半端なハッピー・エンドを用意することもなかろうに。 という思いがするラストだった。 結末は書きづらいのが、こういったサスペンス映画。 そこで、ほとんどストーリーは読まずに観るように心がけている。 これから観ることになる人のため。 どうだったか。 もちろん、思い切り頭をからっぽにして。 謎を追いかけてみよう。 繋がらないままのピースも残ってしまうが。 もう一度見直すとわかるかもしれない。 そんな不満があっても、面白さは充分。 泣くまではいかないが。 けっこう深いものがある。 公式サイトhttp://www.komoriuta-movie.com/#read 人気blogランキングへ |
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へえ。ここでていねいな解説をよむと、映画を見た気分にさせられ、安心します。 |
かささぎ 2007/11/07 08:14 |
ふむふむ。 |
宙虫 2007/11/08 20:57 |
そらんさん。ちゃんといってきました。いやあ楽しかった!ブログに「クローズZEROの体」と題して感想を書きました。(この題、そういや、金子兜太が長崎の前川弘明に贈った献辞『前川の体』を下敷きにしてたみたい)なんにも考えずに笑えた。若い男っていいなあ・・って、つい、おやじみたいなことをおもった。笑 |
かささぎ 2007/11/16 19:19 |
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